コーヒー用語集
加工
コーヒー豆は、収穫後の加工方法によって風味が大きく変化します。 ここでは、精製、焙煎、グラインドなど、コーヒー豆の加工工程における様々な専門用語を解説します。
精製 (Processing)
- ウォッシュト (Washed): 水洗式とも呼ばれ、果肉や粘液質を水で洗い流す精製方法。
- ナチュラル (Natural): 果実を乾燥させることで精製する方法。コーヒーチェリーを天日干しにすることで、果実の甘みや風味が豆に移りやすい。
- ハニープロセス (Honey Process): 果肉を取り除き、粘液質を残したまま乾燥させる精製方法。甘みとコクが特徴。
- パルプトナチュラル (Pulped Natural): 果肉を取り除き、一部の粘液質を残したまま乾燥させる精製方法。ナチュラルとウォッシュトの中間的な風味を持つ。
焙煎 (Roasting)
- 浅煎り (Light Roast): 酸味と香りが際立つ焙煎度合。
- 中煎り (Medium Roast): 酸味と苦味のバランスが良い焙煎度合。
- 深煎り (Dark Roast): 苦味とコクが強い焙煎度合。
- シティロースト (City Roast): 中煎りと深煎りの間の焙煎度合。バランスの取れた風味。
- フレンチロースト (French Roast): 深煎りよりもさらに深く焙煎したもの。苦味が強く、コクがある。
グラインド (Grind)
- 粗挽き (Coarse Grind): フレンチプレスやコールドブリューに適した粒度。
- 中挽き (Medium Grind): ペーパーフィルターやネルドリップに適した粒度。
- 細挽き (Fine Grind): エスプレッソやマキネッタに適した粒度。