今日は、京都産材を中心に木質バイオマス関連の販売、コンサルティングをしておられる「株式会社Hibana」の松田さんとお会いしてきました。場所はHibanaさんの運営するギャラリー&カフェ「京都ペレット町家 ヒノコ」です。古い町家を改装した木のぬくもりを感じられる落ち着いた空間に、家庭用の薪ストーブやペレットストーブ、炭道具などが並んでいます。どれも機能性やデザイン性が高く、すぐに使うことの出来る実用品のようです。まさに温故知新という言葉を、京都のライフスタイルで体現されているように感じました。
私が移動販売店でなんとか活用したいと模索している自然エネルギーの利用法について、造詣の深い松田さんのお話はとても有意義なものでした。すでに長年取り組まれて得た経験と情報を惜しみなく分けて頂けたことで、私の中で日頃疑問に思っていたことが解消され、可能性にとどまっていたものに実現の方向性を与えて頂きました。
グリーンファンドの大西さんもご一緒頂いており、3人で太陽光エネルギーと木質バイオマスのコラボを企て、エネルギーの地産地消を基礎とした新しいライフスタイルについて楽しくおしゃべりすることが出来ました。
現代の生活を成り立たせている仕組みは原始的なピラミッド型であり、この仕組みは頂点で巨大な利益を生み出す反面、底辺に降り注ぐリスクと常に引き換えです。
その最もたる原発の姿があらわになった今、多く人がこのままでいいのか問い直しているのではないでしょうか?
私はその答えを「エネルギーを手作りする」ことで探してみたいと思います。