当店をパワーアップしてくれるニューアイテムがデビューしました。
「ポータブルキッチン きりん君」です。「木質ペレット」という、木の幹や皮などを細かく粉砕してから固めて出来た燃料を使う、アウトドア用のグリルです。片側の煙突が長くて、きりんのように見えるちょっと珍しい形をしています。これは煙突効果を利用して効率よく燃焼させるためのものです。写真右側のペレットが詰まった筒の下部で着火・燃焼し、炎は箱状の天板の中を横に流れていきます。
自然エネルギー活用方法として以前から興味があったのですが、(株)Hibanaさんのギャラリー「ヒノコ」に展示してあったものを見ていたら、どうしても使いたくなってしまいました。そこで厚かましくお願いしてみたところ、大変快くお貸しして下さいました。本当にありがとうございます。
先日、京都精華大学の板倉先生から頂いた竹炭とこの木質ペレットで、熱源に植物に蓄えられたエネルギーを活用出来るようになりました。ソーラーパネルなどと組み合わせて「おひさまカフェ・プロジェクト」は、「再生可能エネルギーを活用してブースに必要な熱・電気を賄う」というステップアップした目標を掲げようと思います。そのための基盤となる、一連の仕組みが見えてきました。
*木質バイオマス発電を取り入れた後日記を追加しました。
ブース全体から必要とされる性能やもろもろの利便性、信頼性をはじめ、まだまだ改善の余地があります。それは今後の課題ということで、完成に近づく過程も含めて、皆様にこういったエネルギーの活用方法に触れてもらえる機会となればと思います。