
先週末は天神さんと上賀茂神社手作り市でした。
非常に暑い中お越し頂きありがとうございました。
上賀茂では「ならの小川」で遊ぶ子どもたちがうらやましかったです(笑)
元は賀茂川からの分水で「明神川」または「御手洗川」とも言うそうです。今では社殿から森を抜けて社屋町まで涼を運ぶ、古都の水風景となっています。
暑さの増すこの時期、盆地である京都では周囲の山から流れ込む豊富な水を使って「川床」をはじめ、涼を取る知恵が育まれてきたのでしょう。鴨川、桂川、湧水、井戸水など、数十年前まで古都の生活に根付いていた水風景は、わずかながら今でもその姿を残しています。
今夏は涼を求めて、そんな風景を探してみるのもいいかもしれません。
写真はその名も「出水通り」にある老舗「山中油店」に残る古い水車です。